ベトジェットで行くベトナム縦断の旅(前泊からの初日)

成田T2にできたアスパイアラウンジ(プライオリティパスはNG)


・新コロ明け初めての海外旅行はベトナム縦断の旅。年始年末のため運賃は高かったが、ベトジェットの羽田→ダナン→ハノイ→成田が比較的安かったので思い切って予約。座席指定込みお一人様8万ほど。燃油サーチャージが運賃を押し上げ。

・旅行の40日ほど前、座席(羽田→ダナン)の埋まり具合を確認するためにベトジェットの予約サイトでフライトを確認してみると、自分の予約は存在するものの、新規の予約ができなくなっていた。日本総代理店にメールしてみると、羽田ダナン線の運航再開が延期になり、年始年末のフライトはすべてキャンセルになったとのこと。代替便への振り替えが可能らしいので、成田発ホーチミン経由のダナン行きに振り替えてもらった。ついでに出発を1日早めてもらって旅程を1日プラス。結果オーライ?

・成田発が8:55と早かったため、会社の福利厚生を使ってアートホテル成田を前泊予約。28日の仕事を終えた家族全員が一旦自宅に集まり、20時に自家用車で出発、21時半にはホテルに到着。成田は意外に近いので羽田より好き。ホテルのチェックインに少々手間取ったが22時半には就寝。

・出発当日の29日は3時半に起床。部屋に持ち込んだ朝食を食べて、5時40分のシャトルバスでターミナル2へ。オープン前のベトジェットチェックインカウンターはすでに長蛇の列だったが、預け荷物がない乗客専用のレーンが用意されていて、10分ほどで発券してもらえた。保安検査場がオープンする7時15分まで時間があったし、保安検査場のスタッフさんに聞いたらあまり混まないような感じだったので、7時オープンのIASSラウンジに寄ってカフェラテを一杯いただいてから保安検査へ。保安検査はサクッと終わり、イミグレは自動化ゲートであっという間に出国。ちなみに自動化ゲートを使うには事前の利用者登録が必要だったはず(新コロ前の話)なのに、未登録の長女も問題なく通過できた。

・サテライトまで歩いてゲート前で搭乗開始を待つが、搭乗開始時刻を過ぎてもなかなかアナウンスが入らない。するといきなりゲート変更のアナウンスが。急いで移動すると沖止めだった。がっかり。バスに乗り込んでタラップ上がって搭乗。最後尾DEF列はリクライニング不可だった。そしてほぼ満席。機材はA321LR。エンジンは音からしておそらくLEAP-1A。

成田ホーチミン便A321LR(エンジンがP&W製ではなくがっかり)

ホーチミンまでの7時間のフライトは長かった。頼んでおいたミールとナッツと水ボトルのセットが離陸1時間後くらいに配られたが、それを食べ終わればやることなし。タブレットを持ってきたけど見る気にならず、ひたすらウトウトするだけ。ひとつ前の席が空いていたので、私だけそちらに移動して窮屈さはなかったのだが、とにかく暇。

・現地時間の15時前にタンソンニャット国際空港に到着。こちらでも沖止めで、トイレに寄っていたら一番最後になってしまった。イミグレ会場に近づくとかなりの混雑。しかも列が全然進んでいかない。ちょっとズルして短めの列に並び、1時間ほどでイミグレ通過。ちなみに自分たちが並んだ列の審査官が何やら怪しげな感じで、アジア系の女性の審査で長いこともめていた。はっきりと見たわけではないのだが、最終的には女性が審査官に「何か」を手渡しして決着した模様。ベトナムの公安ではこういう話を聞いたことがあるが、イミグレでこんなことがあるのだろうか。私の審査時もベトナム語で質問してくるし、英語で話してくれと頼んでやっと英語で話してくれた。意地悪?

・予定より2時間遅れでベトナムに入国。タンソンニャット国際空港国際線ターミナルにあるATMで590万ドンを引き出し、一旦ターミナルの外に出て、徒歩で国内線ターミナルへ。気温は33℃。辺りは東南アジア臭がしてテンション上がりまくり(笑)。国内線ターミナルにはベトジェットKIOSKが設置されていて、簡単にダナン便のチケットを発券することができた。時間もないのですぐに保安検査(予想外の裸足での検査でした)を受けて、Le Saigonnais Business Loungeへ。この3年間プライオリティパスを使う機会がなかったので正直うれしかった。

Le Saigonnais Business Lounge(国内線だからかあまり豪華ではなかった)

・朝からろくなものを食っておらず、ラウンジ飯を存分に堪能。南部名物らしいバインカン(タピオカ麺の料理)を初めて食った。ちょっと休憩し、搭乗開始時刻が近づいてきたのでゲート前へ。またしても沖止めでバスに乗り込む。タラップで搭乗して最後尾ABC列へ。機材はA320ceo。エンジンはたぶんCFM56。離陸直後から爆睡してしまって、着陸15分前の激揺れで目が覚めた。1時間ほどで雨のダナン国際空港に着陸して、ボーディングブリッジ経由でターミナルへ。国内線なのでサクッと外に出ることができた。Grabを見つけるのに手間取ったが、何とか乗車して10分ほどで旧市街にあるサヌバダナンホテルへ。レセプションでチェックインしてから部屋に荷物を置き、近所のWinmartでビールとスナックを買ってきて部屋で飲み食い。さっとシャワーを浴びて気絶。長い一日だった。

サヌバダナンホテルからのシティービュー(イマイチ)